どんなアート?


チョークアートの発祥はイギリスのPUBの看板だと言われています。そしてイギリスから移民がオーストラリアへ渡り、よりカラフルな現代のチョークアートになりました。もともとは白墨チョーク(学校で使用されるチョーク)で描かれていましたが、より鮮やかで耐久性のある看板が求められたためオイルパステル を使用するようになりました。

現在では、お店の看板やメニューボードに限らず、結婚式のウェルカムボード、出産や誕生日の記念ボードなど様々なシーンで見る機会が増えているアートのひとつです。

基本的にすべてのボードにスプレーコーティングを施しますので、触っても汚れることはなく消える心配もありません。

ただ、雨や紫外線には弱いので屋外に使用する場合は特別な加工が必要ですのでお問い合わせください。


どうやって描いてるの?


私もオーストラリアでチョークアートを初めて見たとき、どうやってこんなに立体的に描いているのだろう?と不思議に思ったことは今でも忘れられません。
実は、筆や特別な道具は何も使わないのです!
鮮やかなオイルパステル を何色も塗り重ねてから、なんと!指で少しずつ混ぜ合わせて綺麗なグラデーションを作っているのです。

ゆび先だけで色を混ぜ合わせて完成していくチョークアートは小さなお子様でも気軽に楽しむことができるアートのひとつなのです。


道具はなにを使っているの?


 

チョークアートで使用する画材は主に下記の2点です。

 

○ブラックボード・・・チョークアートの土台のボード。表面がザラザラするように配合した

               黒い塗料を塗って黒板を作ります。板はMDFボードをメインに使用。

            MDFは水気に強くないので用途に応じて他のボードも使用します。
○オイルパステル・・・見た目はクレヨンに似ているが、オイル分が多く伸びやすいことが

            特徴で色彩豊かなパステルです。